アクション

バーニングオーシャンの迫力と真実の物語と

バーニングオーシャン映画
バーニングオーシャン映画

バーニングオーシャンって実話だったの?

バーニングオーシャンを見にいきました。

これ実は実話なんだってね。

2010年4月に起きた海底油田爆白事故を映画化したものらしい。
(とても勉強になりました。)

ちなみに、この事故の詳細なのですが、

メキシコ湾沖合80km、水深1,522mの海上で海底油田掘削作業中だった、BP社の石油掘削施設「ディープウォーター・ホライズン」が、掘削作業中時の確認不足や、不手際から掘削中の海底油田から逆流してきた天然ガスが引火爆発してしまう。

という事故です。
この事故によってよって海底へ伸びる5500mの掘削パイプが折れて大量の原油がメキシコ湾へ流出したそうです。

報告によると7月16日までの原油流出量は約78万キロリットル(490万バレル)(!!)。

この原油流出の量は、1991年の湾岸戦争(推計600万バレルとも)に次ぐ規模で被害規模は数百億USドルとまでされています。

バーニングオーシャン あらすじ

さて、今回の映画では、主人公がディープウォーター・ホライズンに乗るところから物語が始まります。

彼が、ディープウォーター・ホライズンにのるとなにやら不穏な空気に。

実は、BP社の命令で、ある大事な調査確認を怠っていたのです。

その調査を必ずしなければならないという乗組員。

一方でBP社は自分たちの都合のいいように解釈し、調査も取り掛からず、早く搾取しようとおしすすめます。

でも、実はその搾取する場所というのがとても危険な地帯。
もともとのスケジュールが大幅に遅れており、必要のないと思われる作業をできるだけ省略して、早く作業を進めていきたいBP社。

しかし、その怠ったツケは刻一刻時間を刻み、地下ではぶくぶくと怪しい泡がでてきています。

いつ爆発してもおかしくない状態。

 

そして、ついに海底油田から逆流してきた天然ガスの引火して大爆発が起こってしまうことに!

この時、ディープウォーター・ホライズン施設内には126名の作業員がいました。

この作業員たちは、爆発と火災とで閉じ込められてします。
必死で被害の拡大を食い止めようとする作業員たち。

そして、それとは対照的に我先にと逃げようとするBP社。

無事にみんなそこから逃げ出すことができるのか?!

バーニングオーシャン ネタバレします

爆発後、とにかくパニック状態ながらも、被害をどうにかしようと格闘する作業員が描かれています。

しかし無情にも爆発はとまらず施設内は、火の海。

最後の最後にみんなを船に送り出していたマイク・ウィリアムズと、アンドレア。

脱出ボートに乗ることができず、逃げるところまで逃げた後、決死の覚悟で海に飛び込みなんとか一命を止めることができ、無事に家族のもとに帰ることができます。

それから無事に家族のもとに帰れた後のこともきちんと描かれており、それぞれ助かった人の苦悩、助からなかった人の家族の苦悩が描かれていて、なんとも切ない。

バーニングオーシャン 感想は?

もう爆発するまでが、いつくるか・・・いつ爆発するのか・・・

とずっとドキドキさせられっぱなし。

そして、爆発してからは、みんながみんな真っ黒で泥だらけすぎて、誰が誰だかわからない!

爆発の迫力と、その後の大混乱と、臨場感と相当びびりましたが、一緒にBP社の取り組みに腹立ちました。

まさかの人災だっただなんて!

アクション映画のようであり、これそれ以上にドラマと真実が詰まったドキュメンタリーのような映画で一度で二度見た感じ。

映画の撮影の仕方も完全リアルな映像らしく、CGとは比べ物にならないぐらい迫力があります。(いやこれほんと)

 

最後の最後のエンドロールで、実際の事故でなくなった方の名前が出てきますが、事件の背景と、亡くなった人と、そして今回人間のエゴとがそれぞれきちんと描かれていて改めていろいろと考えさせられた映画でした。

 

バーニングオーシャン見た人の評価は?

実際に海上で大火災が起きた話を基に、そこからの脱出劇を描く本作。CGも多用だろうとは言え、炎の描写はほぼ違和感なく、燃え盛る炎、逃げ惑うしかない人々の危機感が伝わる。海底油田からの石油が生活を豊かにしてくれているのも事実だが、自然をなめると、かなりまずい結果に。さて、その責任は誰に。
(後で他の方のレビューを見ると、え、あれ、セットなの?実はCGは少なめ?)史実では、あそこまで燃えると、原油流出での環境破壊も凄いし、消火も大変だったようだ。エンドロールでは実際の事故を振り返る映像もあり、出来れば最後まで見て欲しい。yahoo映画レビューより

いやー凄かった。あらすじを言えば「海底油田が爆発しました。」ただそれだけなんですが。その過程を臨場感たっぷりに撮ってます。ほんとただそれだけなんですが・・・超人ヒーローなんて出てこないって分かっているから、もうドキドキですよ。ひたすら心の中で「みんな逃げてーーー!」「生身の人間がヒーローにならなくていいんだから逃げてー!!!これだからアメリカ人は!」yahoo映画レビューより

とにかく最大の見せ場は映画史上最大級とも言われる巨大セットを使った迫力の映像です。CG全盛にあり、手軽に派手な映像が手に入る一方で、映画はリアルという大事なものを失いつつある。そんな今の時代に風穴を開けんばかりのリアルな映像は必見に値します!yahoo映画レビューより

とにかくど迫力!もっと宣伝してもっと拡大上映してほしい。だいぶ歳とったがカートラッセルナイス、マルコビッチも相変わらずの憎まれっ子yahoo映画レビューより

この映画を観て現場責任者の負う重圧や苦悩、事故が起こった後の当事者以外からの責任追求や責任転嫁のされ方を考えさせられました。また、事故現場に居なかった人が軽々に現場に居合わせた人を避難することべきではない事を思い知らされました。例え遺族であったとしても、怒りの矛先を同じ災害に遭遇した人に向けるのは残酷な仕打ちでしかないことを。震災で被災した原発の現場管理者は、最悪の事態を避ける為に上層部の命令を無視して原子炉冷却のために海水を使用したとか…。そうしていなかったら被害はもっと深刻なものになっていたとしても、命令違反の管理者は責任を取らされるのか。想定外と言われた事態を乗り切るために尽力した現場の作業員たちに、どうしてこんな事態になったんだって罵声を浴びせることは許されるのか。今更ながら当事者でもないのに騒ぎ立てることは、事後処理として必要だとしても誰もが許されることではないと考えさせられました。この作品では天災ではなく人災を題材にしていて、個人の責任ではなく、様々な要因が重なって起こった災害として描かれています。観ている最中は特定の人物の暴走が主原因かと思われるけど、あそこでこうなっていなければ、あの時もっとこうしていれば避けられたのではないかと、いろんな人に考えてもらいたい作品でした。個人的には現場管理者の教育でも活用してほしいと思える出来栄えです。yahoo映画レビューより